DeFi NFT Swap

Raydiumの使い方

Raydiumとは

RaydiumはSolanaネットワーク上のAMM(自動マーケットメイキング)DEX(分散型取引所)です。

Raydiumの機能

  1. Trading
    RaydiumではSerumエコシステム全体の注文と流動性にアクセスできるため、指値注文で高速に板取引を行うことができます。
  2. Swap
    Raydiumのスワップ機能はSerumを通じてトークンAとトークンBを交換することができます。
    価格の提供には流動性プール内か、Serumのオーダーブック内の価格が自動で選択されます。
  3. Liquidity
    流動性の提供を行うことができます。
    Raydiumの流動性プールとSerumオーダーブックの両方から流動性が提供されているため、流動性が多いのとスリッページが低く抑えられるメリットもあります。
  4. Pools
    預けることのできる通貨ペアの一覧が表示されています。
  5. Farms
    ここでは流動性を提供して得たLPトークンを、流動性プールにステークして$RAYなどを獲得できます。
  6. Staking
    $RAYを単体でステーキングすることができます。
  7. AcceleRaytor
    IDO(Initial DEX Offering)が行われる場所で最新のプロジェクトが、DEXで資金調達を行っています。初期の流動性を促進するローンチパッドして機能しています。
  8. Dropzone
    $SOLを入金して開催されているプロジェクトの、NFT割り当て抽選に参加することができます。

この機能を使用するためにはRaydiumにアクセスしてLaunch appをクリックして、ウォレットを接続しましょう。

Trading

Raydium/Tradingにアクセスして、右上のConnectをクリックしてウォレットを接続。

  1. 左上のRAY/SOLをクリックして、トレードしたい通貨ペアを選択
  2. Limit Price、Amountを入力
  3. Limit BUY RAYをクリック

違うウォレットを接続したい場合はConnectの右にある[・・・]をクリックすると選択できます。
Limit Priceは購入したい金額、Amountは数量です。
RAY/SOLの価格が0.036でRAY/SOLが0.03SOLまで下がったら購入したいという注文を出すことができます。

Swap

Raydium/Swapにアクセスして、右上のConnectからウォレットを接続。

  1. 交換したい通貨をFromとToの2種類選択
  2. 交換したい数量を入力
  3. Swapをクリック

上の画像ではRAYSOLに交換する状態になっています。

Liquidity

Raydium/Liquidityにアクセスして、右上のConnectからウォレットを接続。

  1. 流動性を提供したいペアを選択
  2. 数量を入力
  3. Supplyをクリック

どの流動性プールを選択したいかは、次のPoolsで一覧を見ることができます。
年利などもステップ5のFarmsで、確認することもできるので先にそちらから見てもいいと思います。

Pools

Raydium/Poolsにアクセスして、右上のConnectからウォレットを接続。

流動性プールの一覧を見ることができます。
流動性を提供したいペアをクリックすると、ステップ3の流動性提供のページに遷移します。

Farms

Raydium/Farmsにアクセスして、右上のConnectからウォレットを接続。

  1. Farmしたい流動性プールを選択
  2. Stake LPをクリックし、数量を入力してConfirmをクリック

画面上のRaydiumタブにある流動性プールに預けると$RAYを獲得でき、Fusionタブにある流動性プールに預けると対応したプロジェクトのトークンを獲得できます。
ペアの横にDualYieldと付いているプールについては、ペアのトークンが両方とも獲得できます。

こちらで預けることができるLPトークンは、ステップ3で流動性提供したペアになります。
RAY-SOLに流動性を提供した場合RAY-SOL LPトークンを獲得できるので、上の画像のRAY-SOL LPをクリックすると預けることができ、年利によって$RAYを獲得することができます。

Staking

Raydium/Stakingにアクセスして、右上のConnectからウォレットを接続。

  1. Stake RAYをクリック
  2. ステークするRAYを入力してConfirmをクリック

ここではステップ5のFarmsで獲得した$RAYをステークすることで、年利(APR)に応じて$RAYを獲得することができます。
$RAY単体のステークになるのでインパーマネントロスもなく、流動性提供に比べれば$RAYの価格のみ見ていればいいので比較的安全です。

AcceleRaytor

Raydiumにアクセスして、右上のConnectからウォレットを接続。

  • 抽選方式のIDO
  • 当選すると$50分のプロジェクトトークンを購入できるチケットを獲得
  • 抽選機会は3回

AcceleRaytorに参加するにはステップ6のStakingで事前に$RAYをステーキングしておく必要があります。

プロジェクト発表後(7日間)

  • 参加資格: 7日間のステーク期限前に ステップ6のStakingで少なくとも100 RAY をステークし、プールがオープンしたら USDC を入金すること。RAY はプールがオープンするまでステークされていなければなりません。
  • 抽選チケット: 100 RAY ステークごとにチケットがもらえ、最大で 5 枚のチケットがもらえます。500 RAY 以上ステークしても、最大で 5 枚の受け取りになります。

プロジェクト発表前(30日間)

  • 参加資格: 30日間のステーク期限前に少なくとも 50 RAY をステークしており、プールがオープンしたら USDC を入金すること。RAY はプールがオープンするまでステークされていなければなりません。
  • 抽選チケット: 50 RAY ステークごとに 1 枚、最大で 5 枚まで貰えます。そこからは 1,000 RAY ステークごとに 1 枚の追加チケットが貰えます

プロジェクト発表前(90日間)

  • 参加資格: 90日間のステーク期限前に少なくとも 50 RAY をステークしており、プールがオープンしたら USDC を入金すること。RAY はプールがオープンするまでステークされていなければなりません。
  • 抽選チケット: 50 RAY ステークごとに 1 枚、最大で 5 枚まで貰えます。そこからは 1,000 RAY ステークごとに 1 枚の追加チケットが貰えます。

基本的には50RAYを預けて置くだけでスナップショットがとられ、抽選チケットを受け取ることができるので、余裕のある人は普段から50RAYだけステークしておくといいかもしれません。

例:10チケット持っていて5チケットのみ抽選を受けたい場合、プロジェクトのプールが開いたら$50*5=$250入金すると5チケット分のみ抽選を受けることができます。当選すると1チケットにつき$50分のプロジェクトトークンを購入することができます。

プロジェクト毎にステーキング期間が異なる。
プロジェクト毎に当選した1チケットのUSDCの割り当てが異なる。

引用元:RaydiumMedium

Dropzone

Raydium/Dropzoneにアクセスして、右上のConnectからウォレットを接続。

  • DropZoneのプールがオープンしたら$SOLを預けてNFTの抽選チケットを獲得
  • 当選チケットはNFTを1つ獲得できる分の、DropBoxトークンを獲得。当選しなかったチケットの$SOLは返還される。
  • DropBoxトークンを各プロジェクトのサイト上で、交換することで選択したプロジェクトのコレクションから、ランダムなNFTを1つ獲得

プロジェクトによって$RAYのシングルステークが必要になることがある。
プロジェクトによってステーキング期間が異なる。

引用元:RaydiumMedium

まとめ

今回はRaydiumの色々な機能についてまとめてみました。
流動性の提供はインパーマネントロスに注意しながら行いましょう!

AcceleRaytorやDropZoneを利用したことはなかったのですが、執筆していくうちに良さそうだなと思ったので、これは!というプロジェクトがあったら積極的に参加してみようと思います。

しかしいつ何が起こるかわからないので投資は自己責任で!

今回は英語版Medium日本語版MediumRaydium公式ドキュメントを参考にしました。
興味のある方は上記もご覧になってください!

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